ゴルフスイングは左肩が右足の上にくるまで回す意識をもつ

ダウンスイングをどこから始めるか?これはプロにとっても大きな問題です。


ゴルフ場でアプローチを打つときは、最後まで前傾姿勢を変えないことが大切です。


一番強く握ったときが10だとすると、アプローチは4くらいで良いと思います。


アプローチでの注意点は、インパクトまでは前傾角度を保ち、ゆっくりしたリズムで振ってください。そうすれば正確にボールをヒットできるので、ゴルフボールはピンに真っすぐ飛んでいきます。


アプローチはゴルフクラブを普通よりも1インチから2インチ短めに握ります。短く握ることでヘッドのコントロールが良くなり、ダフったりするミスも減らせます。


ジョニー・ミラーが「打ち上げのホールは、高い球を打ちたいという本能が働いて、どうしても下から上へのアッパーブローの軌道になる。その結果右足に体重が残り、フェースが開いて右に外すミスが増える」と言ったのです。


インターロッキング、つまり左手の人差し指と右手の小指を交差させるように握っています。それは両手の一体感が強くなるからですが、フェースの向きを意識しやすいメリットもあるのです。


ムチの動きを連想してください。グリップを柔らかく握れば筋肉も柔らかくなり、シャフトが自然にしなって下りてくるでしょう。飛距離を出すコツはこのシャフトのしなりにあるのです。


バックスイングでは下半身を止めたまま、上体だけを回します。そうすれば消しゴムをねじるように、上体だけがきつくねじられた状態になるでしょう。


いわゆるフルショルダーターンをしていれば、ボールにパワーも与えられるし、曲がりも少なくなります。


体重移動がきっちりできていれば、右肩は地面と平行に回り、フェースはスクエアに入ってくるので、ボールが右に行くことはありません。


アプローチでは、下半身が動いたほうが、ショットのリズムがとりやすくなります。また下半身を動かすまいとすると、腕にもよけいな力が入りがち。ちょっと動かすことで上体も柔らかくスムーズに動くようになります。