距離を稼ぐ「 インサイドイン 」

「 アウトサイドイン 」と 「 インサイドイン 」は、 水と油のように異なり、それぞれの長所・短所があります。 ややこしい例えですが、 野球のバッター・ボックスからテニスラケットを持ち、 一人でボールを打つとします。 低弾道でピッチャー・マウンドまで強い(速い)ボールを打つのが「アウトサイド イン」。 センターまで高弾道で、それほど速く無いボールを打つのが「インサイド イン」・・・と考えて下さい。 「アウトサイド イン」は、 インパクトが強く、手応えも良く、しっかり感がありますが、距離がでません。 「 インサイドイン 」は、 手応えが頼り無く、ソフトなインパクトで、物足りないものです。 始めは距離も出ないのですが、練習次第で距離は得られます。 しかし、それでも「アウトサイド イン」の力強さはありません。 男性で、腕力のある方は、頭では理解していても、身体が強いインパクトを求めてしまいがちです。 ソフトなインパクトの上級者を見つけ、その方の軌道やリズムを盗むことが、上達の早道なのです。