グリップを握る強さ

アプローチとフルスウィングとでは、 インパクト時の“グリップを握る強さ”が正反対で、 アプローチは強く、フルスウィングでは弱く握ることがお勧めです。 インパクトで強く握る動作を、 1. アプローチでは「インパクトが緩まない」良い動作として評価され、 2. フル・スウィングでは「つまっている」と、悪い評価をされてしまいます。 逆に、握りが弱いと、 1. アプローチでは「ゆるんだ」と言われ、 2. フル・スウィングでは「ヘッドが走っている」などと、ほめられます。 つまり、2つの動作は、グリップの強さで考えると、まったく別物なのです。 フル・スウィングではインパクトで力を抜くこと(リリース)により、 フェースを返すことが今後の課題となりますが、 1.・2.の握る強さが違うことに注意されれば、 改善されるはずです。

バンカー・ショットいつもよりゆっくり

バンカー・ショット は、2段階に考えることをお勧めします。 まず、普段通りの9番アイアンなどを使う構え方や振り方をSWに持ち替え、徹底的に試してみる事です。 注意点は、少し短く握り、ハーフ・ショットを基準に、いつもよりゆっくりのテンポでストロークすることぐらいです。 それでは困難な状況でしたら(アゴが高い、斜面 など)、オープン・スタンス、アウトサイドインなどの応用を試しますが、成功率は決して高く無いはずです。 つまり、応用技術が基本動作(オーソドックスな動作)よりも難しく、成功率が低い事を知っておかれれば、貴重な練習時間を基本動作のバンカー・ショットに費やすことが賢明だと思うのです。 もちろん、普段通りに構えて打つバンカー・ショットや、フル・スウィングの振り幅を小さくしただけのアプローチでは、本一冊のページ数になりませんし、指導者が『出し惜しみ 』をしていると誤解されることもあるのですが、実はシンプルな動作に勝るものは無いようです。

アプローチの極意

『アプローチの極意を一言で…』と聞かれましたら「30Yの修得」に尽きます。 日本のグリーンは、直径30ヤードを基準に作られています。 つまり、極論をすると、30ヤードしか打てない方は、カラーからアプローチをすると、グリーン奥に何とか留り、50Y弱からアプローチをすると、手前ぎりぎりにオンします。 逆に、18Yや36Y、47Yなどを器用に打ち分けられる方は、グリーンに乗らない可能性がある訳です。 「私は不器用で、30Yしか打てない」…方は、50Y以内からのアプローチでグリーンを外さないのです。 では、その方法ですが、●●さんは、パターの数も少ないので簡単だと思いますが、 (1) クラブはPW or PS (2) グリップの1/2あたり―短く持ち (3) スタンスは肩幅の1/2に狭く (4) フォローを左腰の高さで止める。 このストロークで、30Yに止まるヘッド・スピードを練習されると、50Y以内は怖いもの無しになるはずです。

ゴルフクラブの最下点

まず、『 最下点がボールの真下になる 』 事が、 決して 理想的では無い ことは、 私も 同感 ですが、 それが良いことだと考えている方も大勢います。 6I~SW― いわゆる短いクラブは、最下点がボールの先。 1W~5Iの長いクラブは、ボールの手前が正解 だと考えます。 そこで、短いクラブの練習方法ですが、 1cm程度の紙クズをボールの先(目標方向)に置き、 ボールと紙クズを両方打つ練習 を してみて下さい。 何かを避ける練習よりも、 ボールの先の何かも打つ練習の方がコースでも応用できるはずです。 ただし、上体が突っ込む(打ちに行く)動作は、逆効果ですので、 バランスの良いフィニッシュ まで振り抜くことにも、充分に注意をして下さい。

ゴルフの4種類の動作

ゴルフの動作は次の4種類に大別することが出来ます。 (1) 1W~5 I は 「横振り」 動作。 (2) 6I~SWは、「縦振り」 動作。 (3) 50Y 以下のアプローチは、何番を使用しても 「リスト(手首)を使わない」 動作。 (4) パッティングの動作。 の4種類に動作を大別 して、 それぞれの相違点をリストアップされると上手く出来ていない動作が見つかると思いますので、 試してみて下さい。 加えて、ゴルフは完璧主義者では上達スピードが遅い傾向があることも知っておいて下さい。 「ナイス・ショットを増やすよりも、大きなミスを減らす」ことが、スウィング作りの早道です。

バンカーからの脱出方法

バンカーからの脱出方法 バンカーは腕力が無いと脱出出来ないのでは無く、 SWを使い、いつも通りに構え、 逆に、いつもよりも優しく振った方が成功します。 現代のSWは、 とても使いやすく設計されていますので、 あえて構え方や振り方を変えなくとも効果がでるようになっていますので、 バンカー = 特殊なショット と考えずにプレーしてみてください。 ちなみに、 脱出可能である限界のアゴの高さはありますので、 アゴの低い場所から試し始めて下さい。